■はじめてのおさん その3

オットに腰をさすってもらう。触ってもらっているだけでずいぶんと楽になるのです。りきんで痛みをガマンしてはダメなので「ふーっふーっふーっ」と息をついて痛みを逃します。とーってものどが乾くのだ。いっぱい飲んだらまた吐きそうなので、水を買って来てもらってちょびりちょびり寝たまま飲みました。あと、おしりを下からぐーっって押してもらうとなんかいいんですよ。にぎりこぶしで。へんだよね。


痛みの間隔は5分になったり3分になったり。先生はたまに見に来てくれるけど「まだまだだね〜」って。あたしとオットはもうかなりぐったり。もう深夜。どんどん陣痛がすすんで「ぎえ〜」ってなってもよいはずなのに、どうも進まない。助産師さんに「すこし寝た方がいいかも」と言われ陣痛の合間には2人で寝ている状態。「うっ、きた」と痛がっているとオットも起きておしりを押してくれる。

ふと気がつくとあたしのおしりの下でオットが寝ていました。でかいからキツいよねー。ここ狭いもんねー。仕事帰りだし、あたしは自分だから仕方ないけど、はっきり言って大変だろうなぁ。とか思っていました。
あたしは自分が痛い分だけ気が紛れると思ったわけです。陣痛の合間はホントに痛くないので(疲れてるけど)冷静にそんなこと考えてたり。人の心配したりして。


朝になって。陣痛はちょっと遠のいたみたいで7分間隔くらいになってしまった。寝たからだな。多分。
どうやらあたしは陣痛微弱だったみたいです。破水とかして一気に進まないかな〜ああああ〜


朝食 はオット、おもてに食事に行きました。気分転換が必要だったし、デカイ体を伸ばさないといけないからね。ちょうどその間に先生が来て「お薬で促進するという手もありますよ」と言われました。助産師さんも「促進するといいかも…」と入れ替わりに。つまり陣痛促進剤を点滴したらどうかな?このままじゃ疲れちゃうし。ということです。何となく陣痛促進剤ってこわかったし、何より点滴が怖かったので決められず。「オットが戻ったら相談します〜」


オットはすこしスッキリして戻って来ました。相談して促進してもらうことに決めました。点滴は最終的にはするんだしね。。。ちょっとコワイけど。うまれて初めての点滴!

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