■はじめてのおさん その4

初めての点滴は意外と痛くなかったです。そんな場合じゃないってのもあるけど。。

陣痛促進剤を入れてからは分娩監視装置は付けたままになるので、とりあえず行ってくるように言われてトイレにいく。もうトイレに行きたいとかそうゆうの分からなくなってきてます。ガラガラ点滴を引っぱってトイレまでの道のりがとおいなー。なんでとおいのかなー。


やっぱり、どんどん痛くなって来ているかんじです。壁の飾りの帯がぐるぐる回って見えていました。先生が見に来てくれるけど「まだ平気そうだねー」といって点滴の滴下が増やされていきます。寒くなったり暑くなったりして「靴下はかせて〜」「靴下ぬがせて〜」で、ヒッヒッフーです。のどがカラカラなのでタオルを口に当てて、ひふーひふー。汗びっしょり。


お母さんとお姉さんが様子を見に来てくれました。「この辺の日だったらまだ大丈夫でしょ」って今日は予定を入れちゃってたんですよね。そう、今日は予定日より一週間ばかり早いお産でした。


「三時頃にはあっち(分娩室)に行けるかな?」子宮口の様子をチェックしにきてくれた先生が言います。「あと2時間だから〜1時間に痛いのが何回だから〜あと何回で〜15分たったから〜」とか考えているけど計算は出来てないです。ここにはもう10何時間もいるんだし、はやく移動したいよ。気分が変わって進むかもよ。とか思ってるわたし。


べちょ。破水したかも〜。
ナースコールしてもらいましたが、破水はしておらず、出血があったのでそんな感じがしたみたい。「同じ方向むいて寝てると子宮口の下の方がむくむから、反対むいて寝てみた方がいいかも」ホントかいな。と思ったけど、何でもやってやるわと、反対向きました。内診して「卵膜ぷちんぷちん〜」(つまり破水しそうではあるらしい)と言いながら先生は行ってしまいました。まだか〜。。


もうだまっていられなくなって来ました。オットは一生懸命腰をさすったり、おしりを押してくれます。…なんとも文字に出来ない声が出る。
「お〜いい声が出て来たね〜そろそろかな〜」と、先生。看護士さんたちも「(まだ)がんばってるのね〜」とたまに様子を見に来てくれます。もう看護士さんのシフトは一回転してますからね。


ともかく、分娩室に入ったのは4時30分あたり。結局促進してもなかなか進まず。子宮口は8、9センチかな?というあたりで分娩室への移動が許可されました。たしかね。このあたりあんまり覚えてないのです。「やっと入れるのか〜」と思っていました。
でも、先生たちはこっからまだ長いと知っていたのでした。

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